地縁法人について

里自治会の様な地域の基礎的な住民組織は自治会、区、町内会、自治会等の名称で呼ばれています。しかし肝心なのは名前よりもそれらが法人か否かの区別です。里自治会は地縁法人(認可地縁団体)として登録されていますが、市内でもそうなっていない地域があります。
資産を有する以上法人化は避けることができません。さもないと役員が変わるたびに名義変更などの登記手続きが必要となり、現実的ではありません。よって里区もコミュニティセンター設立(宝くじ助成を利用)に合わせH20に認可地縁団体となりました。


これを定めているのは地方自治法(260条2~40)ですが、そこに細かい規定はなく、実際の運営は「手引き」を参照して行うことになっています。「手引き」は法律ではありませんが、市長が認可権者である関係で事実上の法規とみなされています。
認可地縁団体は個人が構成単位ですが、過去の慣習との整合性に配慮したためか妙な規則もあります。それらついては折を見てまた述べていきたいと思います。