里区環境の特殊性

 ゴールデンウィークさ中ですが、その後は異常気象下で短くなった春があっという間に通り過ぎ、災害が懸念される時期がやってきます。里区はそんな中で環境上の重大な問題が二つあるように思えます。蔵持町の他地区と比較して顕著に浮かびあがる問題です。

 ひとつはシャックリ川の問題です。過去の氾濫の経験から大きく整備されてきたとはいえ、近年各地で頻発する線状降水帯等が発生するとどこまで安全と言えるでしょうか。実際数年前の大雨では水位がかなりの高さまで達しました。

 更に、里区は他地区と違い山林の占有率が非常に高いのが特徴で、裏に里見権現の山が控えています。山頂(標高220.2m)と里橋(標高180.4m)とでは標高差が約40mあります。斜面は決してなだらかとは言い難く土砂崩れが懸念される個所もあります。

 環境整備は自治会の最重要課題ですが自分でできる対策は限られています。区民の声を集め行政を巻き込んだ抜本的な対策が必要ではないでしょうか。
 

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